痛風とは
痛風とはどんな病気なのか
痛風は食物に含まれるプリン体を多く摂取するなどして発症する病気と広く認知されております。
食物として取り入れたプリン体を体内で処理する際に出る尿酸が大きく関与した病気です。
この尿酸は通常であれば尿として体外に排出されますが、排出しきれない尿酸は体内に残ります。
上手く体内から排出出来ずに蓄積させてしまうと結晶化します。これが尿酸結晶です。
この尿酸結晶は体温の低い脚などに、また比重が血液より高いので下に落ちて一番下の脚に蓄積されやすいそうです。
この尿酸結晶を白血球が異物と認識し、攻撃することであの激痛が発症するようです。
痛風は人の進化に伴って発症した病気らしいです。
サル・人などの哺乳類以外の生物は尿酸を体内で分解できたそうですが、進化と共にヒト科の人間は分解できなくなったそうです。
痛風発作は一番の問題である尿酸値が高い事に関わりがあると考えられていますが、実際に高尿酸血症の人でも痛風を発症しない人は少なくありません。
まだまだ解明されていない事が沢山ある病気です。
高尿酸血症の患者に何かの要素をプラスした結果、発作が発生するようです。その何かが判ればいいんですが・・・。